糖尿病辞典

マグネシウムで糖尿病を予防

 

体内にある300以上の酵素を活性化するマグネシウム

 

マグルシウムは、人の体内に存在するミネラル類の中で4番目に多く、約半分の量は骨に存在しています。

 

日本人男性のマグネシウムの一日の摂取量は約240mg?244mg程度と推定されています。世界保健機関であるWHOが推奨している一日の摂取量は420mgですが、この数値からすると約180mg程度不足していることになります。

 

マグネシウムは、体内にある300以上の酵素を活発にして生体機能を正常に働かせる為のミネラルで体内での吸収率は低く、小腸で吸収された後、摂取した半分以上が腎臓から体外に排出されると言われています。

 

 

マグネシウムは糖尿病などの生活習慣病を予防する

 

マグネシウムは、体内の善玉コレステロールであるHDLコレステロールを増加させます。

 

日常的にマグネシウムの摂取量が不足すると脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンの分泌量が低下します。

 

アディポネクチンの不足は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)を招きます。

 

また、インスリンの機能が低下し、糖質と脂質の代謝が悪くなるため血糖値が上昇することで2型糖尿病や動脈硬化や虚血性心疾患などの生活習慣病の発症リスクを上昇させることが研究により解明されています。

 

糖尿病患者がマグネシウム不足になると痙攣・めまい・筋肉の震え、筋力低下などの症状を発症します。

 

マグネシウムの過剰摂取には注意を

 

マグネシウムをサプリメントで摂取する場合は、摂取量について注意が必要で成人の場合1日350mg以下、子供の場合の目安として体重1kg当たり5mgまでとされています。

 

また、糖尿病などで腎機能が低下している場合はサプリメントでの摂取には注意が必要です。

 

サプリメントでの摂取の場合には長期的に過剰摂取すると下痢などを起こします。

 

腎機能が低下している場合は、サプリメントで摂取するよりもマグネシウムを含む食品を食事で摂っていれば問題はありません。

 

普通の食事をしていれば過剰症の心配はありません。

 

しかしサプリメントに関しては、記載されている摂取目安量以上を長期服用すると過剰症がみられる。

 

マグネシウムの摂取で糖尿病の発症リスク低下

 

米国ハーバード大学の糖尿病と栄養に関して、女性85,000人を18年間、男性42,000人を12年間の追跡調査をしました。

 

期間中に糖尿病を発症した男女5,400人いましたが体重過多、高齢、運動習慣なし、喫煙などの生活習慣が悪く糖尿病のリスクが高い人のグループでも日々のマグネシウムの摂取量が多いグループは糖尿病の発症率が34%も低いことが判明しました。

 

マグネシウムを多く含む食品として乾燥わかめ、干しひじき、炒りゴマ、そば粉(表層粉)、小麦胚芽、焼き海苔、きな粉、干し湯葉などです。

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