短鎖脂肪酸とバクテロイデス「ヤセ菌」
腸内細菌のバクテロイデスが生成する短鎖脂肪酸には細胞への脂肪の吸収を抑えて肥満を予防する「ヤセ菌」であることが分かっています。
本サイトでは、バクテロイデスと短鎖脂肪酸についてご紹介します。
腸内細菌には大きく分けて3種類あります。
一つが「善玉菌」で、老化を遠ざけて健康を維持する役目や消化吸収の補助、さらに免疫細胞への刺激などを担っています。代表的なものにビフィズス菌や乳酸菌があります。
二つ目は「悪玉菌」で病気の引き金になったり、老化を促進させたり、健康を害する菌で代表的な菌種にはウェルシュ菌・ブドウ球菌・大腸菌(有毒株)などがあります。
大腸菌(有毒株)と記載したのは、大腸菌の種類の中には人に有効な働きをする種も存在しているからです。
三つ目が、善玉菌と悪玉菌の中間的な立場の日和見菌で、善玉菌が優位の時は良い働きをしますが、悪玉菌が優位になると悪い働きをする菌で、代表的なものにバクテロイデス・大腸菌(無毒株)・連鎖球菌などがあります。
日和見菌のバクテロイデスは短鎖脂肪酸を生成し、最近の研究で短鎖脂肪酸は肥満防止の作用を持ていることが解明されてきました。
ふん便の半分から3分の1が腸内細菌の塊で、重さにすると1kgから1.5kgもあります。
腸内細菌は、体の健康と切っても切れない間柄です。
ダイエットやお肌をキレイに保つには、腸内細菌のバランスを改善することが大切です。
マウスの研究で肥満防止が明らかに
米国ワシントン大学の生物学者ジェフリー・ゴードン教授の研究で、他の菌が入り込まないように密閉された無菌状態の部屋にマウスを閉じ込めた実験で、肥満の人の腸内細菌をマウスに与えると脂肪太りになることが明らかになりました。
この実験では、同じ環境にして痩せた体形の人の腸内細菌を与えたマウスには変化は見られなかったそうです。
同じ実験を何度繰り返しても同じ結果になったと報告しています。
肥満の人の血液を調べた結果、バクテロイデスが腸内で生成する短鎖脂肪酸が少い事がわかりました。
バクテロイデスが生成した短鎖脂肪酸は、腸管から吸収され血管に入り体全体に行き渡ります。
短鎖脂肪酸が、脂肪細胞に働きかけると脂肪の取り込みがストップされることが分かっています。
短鎖脂肪酸が血中に存在すれば余分な脂肪の蓄積を防止してくれるのです。
しかし、血中に短鎖脂肪酸がなければ、血中の脂肪が脂肪細胞に勢い良く取り込まれて脂肪細胞は巨大化して肥満になります。
もう一つの短鎖脂肪酸の作用として、筋肉に働きかけて脂肪を消費する働きも持っています。
この細菌を持っている人は太りにくい体質と言うことになります。
バクテロイデスを増やすには食物繊維
短鎖脂肪酸を生成するバクテロイデスを増やすには、食物繊維やオリゴ糖の摂取が必要不可欠です。
食物繊維は、腸内細菌の善玉菌のエサになり、さまざまな体に良い物質を生成します。
オリゴ糖は、善玉菌のビフィズス菌のエサになりますが、バクテロイデスのエサにもなります。
バクテロイデスが、オリゴ糖を食べる時にガスが発生してオナラとして排出されます。
サツマイモや豆類を食べるとオナラがでのるのも、バクテロイデスがサツマイモや豆類に含まれるオリゴ糖を食べるからです。
また、らっきょうやオートミールもバクテロイデスやビフィズス菌を増やして短鎖脂肪酸の生成を促進させることが分かっています。
短鎖脂肪酸を増やすサプリ「タイヨーラボ サンファイバー」
短鎖脂肪酸は、乳酸菌やビフィズス菌が水溶性食物繊維を代謝することで生成される乳酸や酪酸、酢酸、プロピオン酸などの有機酸です。
これらの有機酸は腸内環境を弱酸性にして悪玉菌の活動や増殖を抑える働きがあります。
「タイヨーラボ サンファイバー」は、インドやパキスタンで栽培されている天然のグア豆由来の水溶性食物繊維で短鎖脂肪酸を増加させるために有効であるといわれています。
腸内環境を整えるのに有効でお腹がゆるくなりにくく、善玉菌を増やして腸内環境を改善します。医療関連施設でも使用されているので安心です。
体験談 「タイヨーラボ サンファイバー」
家族でサンファイバーを摂取しています。
無味無臭なので、お味噌汁やコーヒーなどに入れても味は全く変わりません。水にもすぐに溶けるので助かります。
60歳の母が糖尿病で、野菜と同様に食事の前にサンファイバーを摂取していますが、血糖値が下がり喜んでいます。血糖値が下がると体調もよく元気に暮らしています。
また、家族全員便通が良くなり、バナナ状で臭いが少なくなりました。
短鎖脂肪酸のその他の働き
短鎖脂肪酸の別の働きとして、腸内の有害な菌の増殖を抑制する作用や、大腸の粘膜を刺激してぜん動運動を活発にして便通を促進させたり、免疫反応を制御する機能があることが明らかになっています。
コラム
善玉菌が優位である時のおならは、あまり臭いません。
肉類などをエサとしている悪玉菌が優位になると、おならが臭くなります。
悪玉菌から産生される有毒ガスが、おならとして排出されるからです。
おならの臭で、腸内の環境を知ることができます。
肥満を防止してヤセるためには体内で短鎖脂肪酸を生成するバクテロイデスを増やすことです。
毎日の食事によってバクテロイデスを増やすことが可能です。バクテロイデスを増やす「菌活」をしましょう。
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