「PM2.5」より更に小さい大気汚染「PM0.5」とは

 

大気汚染「PM0.5」

昨年から中国から飛来する大気汚染粒子「PM2.5」が知られることになりました。

 

中国では、この「PM2.5」より更に小さく五分の一程度の「PM0.5」が人体に侵入した場合の健康被害が懸念されています。

 

今後日本へも飛散して来る事が予想されますが、どの様な心配が予想され、予防対策はあるのでしょうか。

 

「PM0.5」はどの位小さいか

 

人体が異物を除去出来るレベルは、約1千分の1ミリのPM7・0程度で、これ以上微小な物質は鼻腔を通過し体内へ入ってしまいます。

 

「PM0.5」は、粒子の直径が約1千分の1ミリ、花粉の60分の1の微小粒子状物質で鼻腔から入り肺胞まで容易に到達し、最終的には血中に流れ込むと云われています。

 

日本の空気清浄機では、パナソニックがHEPAフィルターを採用しています。

 

HEPA規格は、PM0.3の粒子を99.97%以上集じんするフィルターをいいます。

マスクもHEPA規格のものがありますのでご案内します。

 

プレフィルター付で、フィルターを洗う必要がないため、メンテナンスがとても楽なパナソニック製の空気清浄機です。

 

フィルターの交換は10年間と経済的にもメリットがあります。

 

新たにHEPAフィルターを搭載しており、PM0.3の粒子を99.97%以上集じんすることができます。

 

欧州規格EN149FFP1基準に準じた『レスプロ』のスポーツフィルターは、静電気をチャージしたろ過材がPM0.3の微小粒子を吸着します。

 

体内に入った場合に懸念されている健康被害

 

粒子の直径が「PM2.5」より更に小さいため、鼻や口から肺などの呼吸器系から侵入し、その後血液中に入り込み、心臓などの循環器系への障害が懸念されています。

 

既に中国では健康被害

 

既に中国では、PM2・5が気管に入り、急性気管支炎や喘息など呼吸器系の疾患を起こし、汚染物質の粒子が微小で濃度が高い地域ほど急性気管支炎など呼吸器系の健康被害を訴える患者が急増しております。

 

WHOでは「がんの原因」となる研究結果を発表しています。

 

人体には呼吸時に大気中に含まれる異物を除去する機能は備わっていますが、除去できる微粒子の大きさは直径が7マイクロメートル、即ちPM7・0より小さい微粒子は鼻腔をそのまま通過してしまいます。