NPAH(ニトロ多環芳香族炭化水素)の危険性

 

NPAH(ニトロ多環芳香族炭化水素)の危険性について

 

黄砂とPM2.5でかすむ山々 「九州自動車道(福岡−大分)高速バスから撮影」

 

 

 

大気汚染物質PM2.5は、髪の毛の約30分の1、黄砂はPM2.5の2倍程の大きさです。西からの風に乗って飛来した黄砂は北京の空で大気汚染物質PM2.5と交じり合い、偏西風にて日本へ飛来します。

 

中国北京に飛来した黄砂の調査研究をしている日本人研究者によれば、「大気汚染物質PM2.5が黄砂と交わり化学反応を起こしてNPAHという発ガン物質に変わる」と述べています。

 

また、NPAHは自然界にほとんど存在しておらず、発がん性があり、人体に悪影響を及ぼすようです。

 

黄砂は中国内陸部の鉱物の欠片で、北京や上海の上空で工場や車から排出された大気汚染物質とぶつかることで、黄砂に窒素酸化物などが付着して化学反応を起し有害物質NPAHが発生しています。

 

北京での調査では、黄砂の濃度が高い日はNPAHの濃度も高いことがわかっています。

 

同研究者は、「日本に黄砂が飛来しても深刻なレベルではなく、すぐに体に変調はきたすレベルではない。黄砂が飛来しそうな時はマスクするなどで対応が必要である。」と分析しています。

 

   黄砂とPM2.5で汚染される中国、日本への影響は

 

大分県中部に位置する玖珠郡のかすむ山々

 

黄砂とPM2.5で汚染される中国 

 

3月になると中国から飛来する黄砂や大気汚染物質のPM2.5の影響で長崎の対馬では視界が霞むほどになります。

 

今まで以上の注意が必要となります。

 

発生元の中国では、大気は汚染物質や黄砂で高濃度に汚れていますが、慣れもあり無防備の方も多くいるようです。

 

大気汚染物質PM2.5の濃度は500μgに迫っており、日本の基準の約10数倍、6段階中で最も深刻な汚染状況になっています。

 

空は黄砂の影響で灰色から黄色に変わり、中国に在住する日本人は目や喉に違和感を訴えています。北京では黄砂が本格的に飛来してきており工場や車から排出される大気汚染物質とで二重に汚れています。

 

現状では、一方的に飛来してくる「PM2.5」や「黄砂」を防ぐための対策は、@外出を控える、A高機能マスクをする、しかありません。高機能マスクをご紹介しています。

 

花粉とPM2.5、インフルエンザ対応グッズのご紹介

 

微小粒子状物質PM2.5は、花粉と比べても小さく軽量であるため長期間空中を舞っています。

 

空気清浄機は数分でこのPM2.5の集塵、除去に優れた効果を発揮します。マスクは顔との隙間から有害物が侵入しますので、顔に密着しつつ、かつ呼吸しやすく口の部分が立体的な構造の製品がお薦めです。