サイトのSEOについて

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健康アップデート 検索数激減の体験談

 

seo対策

 

 

昨今のグーグルの医療健康系分野のウエブサイトを対象にした「健康アップデート」の影響をモロに受けてしまいました。その体験を綴ってみました。

 

健康アップデートは2017年12月6日に実施されたもので、情報の正確度というよりは、医療や健康情報を発信している発信先の信用度を重視したアルゴリズムだったようです。

 

医療機関や大手企業が発信しているサイトが上位に検索されるようになり、必ずしもユーザーが知りたいと思う情報を含んでいるサイトが上位表示されなくなった感があります。

 

今回の健康アップデートは、世界的にほぼ一律に実施された、パンダアップデートやペンギンアップデートなどとは、異なり日本国内に限定したアップデートとなりました。

 

個人が発信する、闘病体験談や改善法、民間療法などのサイトも飛ばされたようです。

 

2018年8月1日には、コアアップデートを実施したとグーグルが発表しています。

 

コアアップデートでも大きな順位変動がありました。

 

今回のコアアップデートも、医療、健康関連が対象になっていましたので、健康アップデートに続いて更に大きな影響を受けました。

 

棒グラフの通り、最近は大きなアップデートが立て続けに実施されています。

 

順位変動が10位以上は、棒グラフが赤色、10未満はオレンジ色で表示されていますが、ここ1年間は棒グラフは真っ赤に染まっています。

 

健康アップデートで大打撃を受けた所有の健康ダイエット関連のサイトが、さらに打撃を受け、ここまで叩きのめすのか!

 

ようやく立ち直りかけたところに、頭から踏み潰されて硬い地面に押し付けられている気持ちです。

 

しかし、このまま降参してしまえば、人生負けて終わりそうなので、歯を食いしばって頑張ろうと思っています。

 

 

アップデート なまずグラフ1

 

 

 

本題に戻ります。当サイトの記事は、健康アップデートの体験、後半には今後アップデートを受けにくいと考えられる分野、サイトコンテンツの充実について書いてあります。

 

 

 

これまでも、グーグルは大きなアップデートを行ってきましたが、「パンダアップデート」や「ペンギンアップデート」はその代表です。

 

これらのアップデートは、グーグルの検索エンジンの弱点を突いて、いわゆるグーグルが意図しない「裏技」や「だまし」で上位表示を狙うSEO手法が暗躍していました。

 

アップデートの名称である「ペンギン」や「パンダ」は、白と黒のカラーであることから、「良質なサイト(白)」と「悪質なサイト(黒)」を判別して評価し検索順位に反映させる、つまり白黒はっきりさせるとの方針を明確に示しました。

 

「パンダアップデート」も「ペンギンアップデート」も非常に大規模な検索アルゴリズムの修正でしたが、この回の「健康アップデート」も同規模の検索アルゴリズムの修正といえます。

 

ただ、今回の健康アップデートと異なるのは、良質なサイトであっても、医療関係者や医療機関、大手企業以外の個人など中小が保有する医療、健康関連サイトの順位が大幅に下落したことです。

 

まず、私のウエブサイトはアドレスをディレクトリーで分類し、ほとんど医療や健康系の分野に関連するコンテンツを提供していました。

 

事の始まりは、DNAの「いい加減でデタラメ」、「不正確」、「きわめて劣悪」なコンテンツ(例えば風邪は呪いが原因など)が社会的に問題になったことが発端となって、日本に限定したグーグルの検索アルゴリズムが少しずつ更新され始めてから、私のウエブサイトも日々の検索順位が不安定になっていました。

 

グーグルとしては、デタラメでいい加減なサイトにアドセンス広告を貼られ、そこからユーザーがクリックして広告主の商品を購入されるのは、広告主や世間から見てグーグルのコーポレートガバナンスを大幅に低下させることになります。

 

グーグルは、お客様であるユーザーの「役に立つ有益なコンテンツ」を上位に表示させることで、ユーザーにいち早く閲覧してもらうことで、グーグルに対する評価も上がり、信頼性も高まります。

 

私のウエブサイトのページビュー推移です。

 

突然、検索数が3分の1以下に激減!

 

ページビュー数グラフ

 

ページビュー数グラフ

 

ところで、私のウエブサイトは、医療や健康系の分野の専門書を購入、または地域の図書館で借用、日々インターネットに公開されている論文や研究発表などなどを参考にして調べつつ書いてきたので、コンテンツはいい加減でもなく、デタラメでは絶対ない、と勝手に少し安心していたのですが。

 

でも、極めつけは昨年2017年12月6日に行われた健康医療系分野のウエブサイトを対象にした強烈で容赦のない「健康アップデート」は、これまでにない大きな規模のもので私のウエブサイトも大打撃を受けてしまいました。

 

グーグル神様が執り行った医療、健康系分野を対象にした健康アップデート直後から、私のウエブサイトの検索数が一気に3分の1以下に低下激減してしまいました。もちろんアドセンス中心だった収益も3分の1以下に。

 

下図はグーグルアナリスティックスのスクリーンショットで、健康アップデート前のリアルタイムグラフです。

 

アナリスティック

 

 

健康アップデート後のグラフは、赤ちゃんの歯のはえ始めのような状態になっています。

 

お見せするのもお恥ずかしい状態になっています。

 

 

医療健康系分野の上位表示は困難か?

 

私のウエブサイトは医療健康系分野の発信を始めた頃からアドセンス収入に頼ってきましたが、約1000ページに及ぶ規模まで育てていたコンテンツの中には、単一ワードで検索1ページ目にランクされていたものが数多くあったのですが。。。

 

例えば、テレビの健康番組でも頻繁に取り上げられていた「毛細血管」は、この単一ワードでグーグル検索で3位でした。

 

また、「ポリフェノール」や「慢性炎症」、免疫細胞の「マクロファージ」なども単一ワードで1ページ目の上位にランクされていましたが、健康アップデートで遥か遠くへ飛んでしまいました。

 

健康と食べ物の関係もコンテンツにしていましたので、例えば「毛細血管 食べ物」、「ポリフェノール 食べ物」の複合キーワードでは、辛うじて1ページ目をキープしています。

 

でも、単一ワードと複合キーワードでのヒットでは、検索数に雲泥の差があります。

 

また、糖尿病の予防をテーマにしたウエブサイトも運営していましたが、「糖尿病 症状」や「糖尿病 合併症」などの複合キーワードは、はるか彼方に飛ばされてしまいました。

 

その一方で「糖尿病 チェック項目」の複合キーワードでは、検索1位表示であったものの、これは今のところ8位と、大幅な下落はのがれていますが、今後も継続的に健康アップデートが実施されるとみられ、更に飛ばされる可能性は高いとみています。

 

 

医療健康系の分野以外の新たな分野で

 

やはり、「医療健康系」のコンテンツは避けて、新たな分野に挑戦したほうが、絶対無難だと考えています。

 

検索順位が落ちたウエブサイトのことをいつまで考えても解決しませんので、諦めて新たな出発をしましょう。立ち直りに時間がかかった自身の反省も踏まえて執筆しています。

 

例え、複合キーワードで上位ページあったても、もっと下がると考えています。

 

今のところ、複合ワードで上位に表示されるものがありますが、これらは医療健康系のキーワードですから、キーワード「食べ物」をターゲットにした専門家のウエブサイトがないからだと思われます。

 

今後、医療関係者が「食べ物」のコンテンツをアップロードすれば、僕のページ順位は当然下がるでしょう。

 

自分にとっての稼ぎ頭の有力ページがはるか遠くに飛ばされて、アドセンス収益もものの見事に3分の1以下に、医療健康系やサプリメント系の広告収入を柱にしていたIT企業がかなり倒産したり、また社員が解雇されて職を失ったケースも多かったと聞き及んでいます。

 

健康アップデートの影響は、かなり広範囲に及んでいます。そして、まだ日々続いているようです。

 

私の場合は10年近くコツコツと記事を積み上げたウエブサイトであるものの個人レベルだから、まだいいんですけど、でも会社を辞めても生活ができる程度まで収入が伸びてきた矢先だったのでショックはとてつもなく大きかった訳です。

 

私は平日は安月給のサラリーマン、土日祝祭日、穴があくまでイスに腰かけコンテンツ作成に励んだ見返りに、ウエブサイトもそれなりに育ちましたが、姿勢の悪さから、椎間板ヘルニアを患って病院に通っています。

 

整形外科の先生から、腰を後ろに反らすストレッチ体操をご指南いただき、少しずつ改善の方向に向かっていますが、長年かけて起きている障害は、治るのにも時間がかかるといわれています。

 

多くの人が悩んでいる椎間板ヘルニアを体験談とともにコンテンツにしようかと思ったのですが、健康アップデートに引っかかる可能性が大であると思いなおして止めました。

 

この検索数の激減事件(私にとってはとても大きな事件)からどうしても新たな分野を見つけて記事を書く気になれず、今日まで数か月経過してしまいました。

 

この間、嫁さんに収入が激減したことをグチったところ、「今まで、あなたはお医者さんでもないのに医療健康系の分野のコンテンツで収入を得られたんで良かったじゃない!感謝した方がいいよ。」とたしなめられる始末で、相談する人も慰めてくれる人もなく、ひとりでもんもんとしていたわけです。

 

でも、考えてみれば、確かに嫁の意見も一理あるとも思っています。悔しいですが。

 

さて、ずーと落ち込んだままでは、子どもにもバカにされそうなので、苦境に負けず立ち向かう姿を見せるためにも、頑張らなければと思うようにしました。

 

 

 

 

 

今回の収益激減を体験して学んだこと

 

学んだことは、「グーグル神様の鉄拳には誰も抵抗することができないので、私達インターネット弱者はグーグル神様にひれ伏して従うしかない。」ということです。

 

そのためには、グーグル神様が要求する基準に従って記事を書き続ける事に尽きるのです。

 

そこで、私見ですが、医療健康系分野以外にも、今後影響を受けそうなジャンルを列挙しておきます。

 

ウエブサイト構築において参考となるのが、「YMYL」です。

 

「YMYL」とは、「Your Money or Your Life」の略で、人の健康やお金など、生きていくうえで重要かつ専門性の高い情報については、高い専門性と権威、信用性が必要であると、グーグルの品質評価ガイドラインに記載されているのです。

 

例えば、医師や弁護士、会計士などの国家資格に関連する専門性の高い情報は、この「YMYL」の評価基準に該当していると考えられるため、今後、健康アップデートと同様に法律アップデート、金融経済アップデートなどと称されて実施される可能性があると考えられます。

 

 

健康アプデの影響を受ける分野と受けない分野

 

金融アップデート

 

今後アップデートの影響を受けそうな分野

 

〇病気や治療(うつなどの心や精神的な疾患も含まれる)

 

〇金融系、クレジットやローンなど

 

〇訴訟、自己破産など弁護士や司法書士関連

 

〇生命保険、自動車保険

 

〇株投資

 

〇不動産投資

 

独断と偏見、グーグル神様から的外れと言われるかもしれませんが、コンテンツ制作の時間を無駄に浪費しないためにも、今後アップデートの対象になりそうな分野に注意して、その選択は、慎重に行いましょう。

 

最近は、副業を許可する企業も増えていることから、アフィリエイトに取り組もうと考えている会社員も多いのではないでしょうか。

 

ウエブサイトにする分野は、くれぐれも慎重に選択しましょう。

 

 

アップデートの影響を受けないと思われる分野

 

コンテンツ選び、対策

 

ユーザーは、悩みが深いほど、より多くのサイトを閲覧しより有益な情報を情報を得ようと行動する傾向があります。

 

簡単な調べものをする程度であれば、ほぼ1ページ目、上位に表示されたコンテンツを閲覧するだけで終わります。

 

しかし、悩みが深く困っている場面では、1ページ目だけではなく、数ページ先まで閲覧する傾向が強くなります。

 

この点は、テーマを選びで是非とも参考にしていただきたいです。

 

 

〇ネットでの買い物、お取り寄せなど
ネットでの買い物は、今後も増え続けますが、「健康サプリメント」などの紹介は避けましょう。例えば、COOPや百貨店からのお取り寄せ、例えば「おせち」や「バレンタインデー」「母の日」などの季節ごとのお取り寄せやプレゼントの提案などのサイトは今後も伸びると考えられます。

 

 

〇マッチングや婚活、ウエディングなど
マッチングや婚活のウエブサイトは、今後も伸びることが予想されます。国家資格などの関連はなく、特にウエディングは基本的には一生に一度のイベントですので、式場予約や婚約・結婚指輪の購入、ウエディングドレスのレンタルなどの提案、新郎新婦や出席者にサプライズを演出できる企画など他のサイトとの差別化も提案できる分野です。

 

 

〇習い事や資格取得など
個別の習い事や資格取得に特化すれば、多数の検索数は見込めませんが、安定した検索数を見込むことができます。習い事や資格の数は意外に多いので、特定の習い事や資格に特化し、他者の追随を許さない情報量を提供しまょう。

 

 

〇旅行やレジャー、ホテルの予約など
この分野は、大手企業も参入しているため、正面からの勝負は難しいと思います。独自の情報提供を目指し、大手のスキマを狙いましょう。

 

 

〇占い
占いはたくさんの種類があります。ユニークな切り口やまだあまり知られていない面白い占いを見つけて、記事にすれば先行者メリットが得られる可能性があります。

 

 

〇ペット
ペットを飼う人が増えています。ペットは犬や猫が中心ですが、ペットを飼う上での心配や問題もあります。ペットを飼っていれば、ブログも更新しやすいし、心配や問題を解消する関連商品の提案や紹介もスムーズでしょう。
ペットは飼い主にとって家族同様ですので、ペットの医療保険など高額な案件もあります。

 

 

〇スポーツ
スポーツは、レクリエーション的な楽しいスポーツから競技種目まで様々ですが、自分が行っているスポーツ、観客の立場としてのスポーツ、色々な立場で書けるジャンルです。
また、日本では知られていない世界のニュースポーツを紹介するのもアリです。テレビなどで紹介されるとヒットします。

 

 

〇趣味
趣味は、自分でしか書けないオリジナリティが高い記事がかける点でSEOの観点から有利です。
趣味の体験中に発見したことや楽しい取り組み方などを紹介することで、新たに始める人のためになるサイトになります。

 

 

〇メンズコスメ
最近はコスメは女性のためだけではありません。メンズコスメのニーズが拡大しています。
メンズ脱毛も検索数が伸びています。
女性に比べて男性のコスメやエステはまだ増えていませんが、今後男性の美に対する意識がさらに高まることが予想されるため、狙い目です。
例えば脱毛と言えば女性に限定されたサービスでしたが、最近は脱毛に興味をいだく男性も増えています。
筆者も先日、皮膚に発疹ができて皮膚科を受診したところ女医の事や先生から脱毛をすすめられました。
関連の商品として脱毛石けんや脱毛クリームなどがありますが消費は右肩上がりとなっています。

 

 

〇旅行
旅行は大手のサイトが上位にひしめいていますが、地方の特定の地域の穴場や見所などニッチなところを攻めると一定の検索数が期待できます。

 

 

○レンタルサーバー
政府の働き方改革により、副業を解禁する大手企業も増えています。
副業として比較的に取り組みやすいのがアフィリエイトです。
サイトを作るにあたって無料ブログサービスを利用する方も多いのですが、ブログ運営会社の都合でサービスを中止するリスクがつきまといます。
せっかく、コツコツと積み重ねてサイトを構築して水の泡となってしまいます。
また、自分のサイトに勝手にADULT系などの意図しない広告を貼られ、サイトの質を低下させてしまいます。
アフィリエイトにはレンタルサーバーは必須です。
各レンタルサーバー会社ごとにメリット、デメリットがありますので、ユーザーに詳しく紹介することで成果につながります。

 

 

○引越し
引っ越しは、特に新年度前、そして下半期を迎える直前が需要期です。
入学、入社、転勤などのシーズンです。
引っ越しは、大手引っ越し会社などがひしめく競合の激しい分野ですので、ロングテールキーワードなど「すき間」を狙いましょう。

 

 

○お住まい探し
卒業や就職、転勤の時期にはお住まい探しの検索が急上昇します。大手がひしめく分野ではありますが、ロングテールを狙いましょう。
マンション、一軒家、築年数、周囲の環境、駅までの距離、騒音など様々な条件が考えられます。住まいを選ぶ際に最も優先したい条件はサイトは悩みの程度が深いのテーマなので、検索順位が1ページ目に来なくても閲覧される確率は高まります。

 

 

○婚活、結婚
婚活は悩みの程度が深いので検索結果で1ページ目に表示されなくても閲覧られる可能性が高いと言えます。

 

 

○育児関連
育児関連は悩みの程度が深いため、ロングテールキーワードを狙いましょう。
妊活、妊娠、子育てでは、どうして良いかわからずノイローゼになる方もいるくらい悩みが深い分野です。
自身の経験を活かしたサイトづくりをしてみてはいかがでしょうか。
切り口も多彩にあるため記事を書きやすく、上位表示も比較的にスムーズです。

 

 

○感動や笑い関係
感動や笑いを誘うコンテンツは、SNSを活用することで比較的簡単に拡散させることができます。

 

 

〇動画配信サービス
スマホの世界的な普及によりU-nextやFuluなどの動画配信サービスに加入する若者が増えています。
放映される番組は数万本、テレビで放映されている番組まで視聴することができます。
以前ヒットした番組をキーワードにして記事を書くことで集客が期待される分野です。

 

 

〇競馬、競艇、競輪などの賭け事

 

 

〇ブランド買取

 

 

〇SIMフリー

 

 

○スマホアプリ

 

 

○英語教材

 

 

他にもたくさんの分野があると思いますが、やはり自分の好きな分野でなければ、続かないでしょうし、魅力的なウエブサイトの構築は難しいと思います。

 

また、「売れる商品が多い」、「報酬が高い」、「ニーズが強いけど競合が少ない」なども考慮して、勝負する分野を決めましょう。

 

国家資格関連ではない、「YMYL」に該当しない、貴方が継続できそうな、興味のある分野のコンテンツをコツコツと構築しましょう。

 

最後に、コンテンツの充実について書き留めておきます。

 

 

 

 

充実したコンテンツを作ろう【対策】

 

人気サイトを作る

 

グーグルのアルゴリズムは、ウエブサイトのコンテンツ重視の方向に進んでいます。

 

グーグルの検索結果で上位を目指すには、他のサイトにないコンテンツを作り上げて、ユーザに「わかりやすい」、「ためになる」、「有益な」ウエブサイトを作ることが必要絶対条件となってきました。

 

グーグルの検索エンジンは、膨大なウエブサイトの中から、ユーザーが入力したキーワードに最も適したウエブサイトを上位に表示したいはずです。

 

ですから、他人のウエブサイトをコピペした類の、低質で不完全なウエブサイトを上位表示させるはずがありません。

 

例え、劣悪なウエブサイトが間違って一時的に上位表示されたとしても必ず下落するはずです。

 

短期間で多くのPV数(ページビュー数)を増やしたいと思うのは人情です。

 

ちなみに、PV数とは、自分のウエブサイトページが閲覧された回数のことです。

 

しかし、お金を出せば自分のウエブサイトに検索エンジン経由の流入を増加させる有料の怪しいトラフィックがあります。これを使えば一時的にPV数を増やせるかもしれませんが、長続きはししません。

 

ウエブサイトの検索結果ばかりに気を取られると、ユーザーへの目線が欠落し、結局ユーザーが求めているコンテンツとはかけ離れてしまいます。

 

なので、焦らずに、中長期的な計画に基づいて地道に、コツコツとユーザーに有益なコンテンツを作り、少しずつ大きく育てていきましょう。

 

ユーザーに有益なコンテンツを提供するウエブサイトは、自然にリピーターも増え、PV数の増加につながります。

 

結論は、ウエブサイトの実力がないのに、稼ごうとして、裏技やブラックに手を染める方もいますが、長続きしません。

 

必ず、グーグルのアップデートに対策されてしまいます。

 

それでは、中長期的にPV数が増えていくウエブサイトはどのような特徴があるでしょうか。

 

読みやすい文章

 

以下に読みやすい文章の特徴をリストにしましたが、常に頭に入れておきましょう。

 

〇インターネットは、子どもから大人まで、年齢の幅が広く、専門的用語や難しい漢字、表現は避けて使用すべきではありません。

 

〇読みづらかったり、読んでいて疲れる文章は途中で離脱されてしまいます。

 

〇一文章ごとに改行して、段落を一行あけるようにすれば、ぐっと読みやすくなります。

 

〇長い文章になるときは、要点を箇条書きに(リスト化)することで、読みやすく、理解しやすくなります。

 

〇文章に関連する画像やイラストを挿入して、より読みやすくしましょう。

 

 

上位表示させるためのコンテンツ対策

 

検索の意図に合わせて、サイトを作ることが重要です。そのためには、グーグルの検索エンジンを意識したタイトルやコンテンツの作成が不可欠です。

 

グーグルを意識したウエブサイト作りとは、読者であるユーザーの知りたいコンテンツを正しく、より詳しく提供することです。

 

また、検索エンジンはロボットであり、豊かな感情を持った人間とは異なります。

 

検索エンジンにも、ちゃんと理解してもらえるように、意味をくみ取ってもらえるように、文章をわかりやすく配慮することも重要です。

 

ユーザーの視点に立った観点でコンテンツを作れば、おのずとグーグルが求めているものと一致するはずです。

 

例えば、悩み系のウエブサイトでは、ユーザーの悩みやコンプレックスを解決できるコンテンツが掲載されていることが有益であるといえます。

 

その悩みを「素早く解決できるサイトが上位に表示されるべきである」というのがグーグルの考えです。

 

検索で上位表示されるための要点をまとめていますので参考にしてください。

 

競合サイトに負けないコンテンツ

 

すでにインターネットには、膨大な情報が満ちあふれています。

 

他のサイトと類似したコンテンツ、記事を公開しても検索で上位に表示させるのは難しいでしょう。

 

貴方しか書けない、オリジナリティに富んだ、専門的で、ユーザーの役に立つコンテンツであれば、検索エンジンに評価され上位表示も夢ではありません。

 

そのためには、

 

1.競合と比較して、より多くの情報を持ち、さらに他に抜きんでている発想や分野のコンテンツ。

 

2.趣味や習い事などで思いついた、独自のノウハウや発見などのコンテンツ。

 

3.現在の仕事をウエブサイトのコンテンツに活かせないか。

 

など、多方面から検討してみましょう。誰でも必ず一つや二つはあると思います。

 

そして、

 

1.ウエブサイトを訪問してくれたユーザーに役に立つコンテンツ作り。

 

2.ユーザーの悩み解決を手助けするコンテンツ作り。

 

3.魅力のあるサイトを育てるために、ユーザーに再訪してもらうコンテンツ作り。

 

ウエブサイトのユーザーが増えてくれば、りっぱな社会貢献につながります。

 

ウエブサイト作りの前にすること

 

ウエブサイトを作る前に、まず競合を調査して、競合に勝てるかどうかを判断しましょう。

 

調べた分野が競争が激しい場合は、その分野の「すき間」を狙っても勝てそうになければ、さっさと他の分野を探しましょう。

 

最低でも検索上位10サイト、理想は上位20サイトの内容項目をチェックし、それらよりも充実させることです。

 

前述したようにサイトコンテンツはオリジナル性、独自性があることが基本です。上位のウエブサイト、他人のウエブサイトをコピペしても上位表示は不可能です。

 

グーグルの検索エンジンに評価されるためには、ある程度の文章量も必要になりますが、基本はユーザーの「役に立つコンテンツ」、「質の高いコンテンツ」、つまり専門性が高いことです。

 

1ページの文字数に決まりはありませんが、良質なコンテンツを目指せば、文字数もそれなりに増えてきます。1ページの文字数は、800文字から1800文字程度を意識しましょう。

 

一説には、文字数が増えるほど、SEO効果が高いという調査もありますが、的を得ない内容をダラダラと書いても意味がなく、逆にSEO的には不利となります。

 

検索エンジンに評価されるウエブサイトとは、「独自性がある」、「役に立つ」、「価値がある」など高いオリジナリティがあることです。

 

あくまでも、ユーザー目線で「役に立つコンテンツ」を意識しましょう。

 

そのためには、他の上位サイトにはない、「体験談」や「自分の意見」、「使用者の声」、「よくある質問FAQ」など多角的に書くことでオリジナリティの高いウエブサイトを提供することが可能になります。

 

 

テーマの選び方

 

グーグルの健康アップデートが実施されて以降は、前述した「YMYL」に関することを国家資格を持っていない個人が発信してもグーグルの検索エンジンにはじかれてしまう可能性が高くなりました。

 

これまで健康関連のコンテンツを中心にウェブサイトを展開してきた自身の経験からこの「YMYL」の分野はいつアップデートが実施されても不思議ではありません。

 

あえて、危険地域に足を踏み入れることはやめましょう。「君子危うきに近寄らず」。

 

上記の点を踏まえ、やはりニーズが高いテーマを決めることが最も重要なことです。

 

しかし、人気のテーマは競合の大手ウェブサイトがひしめき合う世界でもあります。

 

そこで、キーワードの選定には細心の注意が必要になり、キーワードの選定がウエブサイト運営の成否を握ることになります。

 

インターネットにかかわらず様々な業種で大手企業が手掛ける事業の間隙を狙ってサービスを提供する「すき間産業」で大きな利益を上げている中小企業があります。

 

これと同じ様に人気分野のメインキーワードでは太刀打ちできなくても、いくつかの有効なワキーワードを組み合わせて大手がやっていない「すき間」で上位を狙いましょう。

 

ただ、検索数が極端に少ないキーワードを狙ってもユーザーに見てもらえませんので、予めキーワードプランナーで検索数を確認し、月間検索ボリュームが 適度にあるキーワードを検討しましょう。

 

検索ボリュームが多すぎると競合も多くなります。逆に少なすぎると検索されにくく商品の購入に繋がりません。

 

商品の購入につながるようなキーワード組み合わせることができれば成功に近づきます。

 

 

テーマの将来性を確認する

 

せっかくテーマを選んでウェブサイトを公開しても、将来的に検索数が右肩上がりに増える見込みがなければ、時間とエネルギーの浪費になりかねません。

 

まず、テーマの候補を選んだら将来性を調べましょう。

 

テーマの将来性を判断するのに有効なのが、グーグルが提供している「キーワードプランナー」です。

 

キーワードプランナーは、無料で登録することができます。キーワードプランナーの利用は次項で説明します。

 

 

 

 

キーワードの選定

 

キーワードの選定はとても重要です。

 

自分の好みでキーワードを決めても、そのキーワードを検索するユーザーがいなければ閲覧してもらえません。

 

キーワードを検索するユーザーが一定の規模いて集客が見込めること、同じキーワードでの競合サイトに勝てるかどうか、などを考慮してキーワードを選定しなければなりません。

 

例えば、ビッグキーワードの「ダイエット」は、1ページ目に大手企業サイトがひしめき合っていて検索数も多く、今から中小企業や個人レベルが挑戦して上位検索の達成は困難といえます。

 

ビックキーワードは、ヤフーの検索結果でヘッダーやサイドメニュー部分に多くのリスティング広告が掲載されていますが、競合が多い証拠です。

 

リスティング広告とは、お金を支払って自サイトをヤフーの広告エリアに掲載することです。

 

ビックキーワードでは、検索で上位表示は難しいので「ロングテールキーワード」を狙いましょう。

 

「ロングテールキーワード」とは、複合キーワードでの上位表示を目指すことです。

 

例えば、「ダイエット スムージー おすすめ」、「ダイエット 30代 おすすめ」などは、検索数も少ないが、競合も少なく、より早く上位表示できる可能性があります。

 

また、「悩み系サイト」を例にした場合、ユーザーが悩み、そして求めている内容を想定し、キーワードを設定するようにしましょう。

 

想定されるキーワードを入れた「タイトル」、「見出し」、そして、悩みを解消するための「記事」にも適度にキーワードを入れながら書きましょう。

 

テーマの将来性を判断するのに有効なのが、グーグルが提供している「キーワードプランナー」です。

 

キーワードプランナーは、無料で利用することができます。

 

キーワードプランナーを利用するにあたっては、まず、グーグルアドワーズに登録する必要があります。

 

次の手順でキーワードプランナーを利用してください。

 

 

アドワーズの登録画面

 

アドワーズ登録画面

 

アドワーズ登録画面

 

 

アドワーズ登録後のログイン画面

 

アドワーズ画面

 

 

 

アドワーズからキーワードプランナーへ

 

アドワーズからキーワードプランナーへ

 

 

キーワードプランナーの画面

 

 

キーワードプランナー

 

グーグル キーワードプランナー

 

検索数を増やすタイトルを考える

 

タイトルにはキーワードを含めることは前述しましたが、膨大なウエブサイトの中からクリックをしてもらうためには、インパクトがあって目に止まるタイトルにする必要があります。

 

重要なキーワードは、タイトルの前の方に設置しましょう。検索エンジンは、前にあるキーワードをより重要視しています。

 

例え記事内容が優れていても、タイトルに魅力がなければ、閲覧数を稼ぐことはできません。

 

魅力的なタイトルにするに、スマホに表示される上限の「24字数以内」にして下記の事項を意識しましょう。

 

タイトルは次の項目を意識しましょう。

 

「具体的な数値を入れる」

 

「特に強調して目立たせたい単語をカッコで囲む」

 

「あえて常識とは反対の表現にする」

 

「男性・女性・子ども、年代、高齢者・若者などターゲットを絞り込む」

 

「個人の成功体験を入れる」

 

などを含めてタイトルを考えてみましょう。

 

タイトルの文字数を24文字以内にするのは、スマホで検索結果に表示される文字数が24文字だからです。

 

タイトルのつけ方は、下記のページでご紹介しています。

 

 

検索上位に重要なタイトルのつけ方必須6ポイント

 

SEO対策

 

グーグルやヤフーの検索結果のページにおいて、ウエブサイトを上位に表示させる対策のことをSEO(Search Engine Optimization)といいます。

 

日本語では「検索エンジン最適化」という意味になります。

 

SEO対策とは、グーグルの検索エンジンに自分のウエブサイトができる限り上位に検索されるように対策することです。

 

ある調査会社のリサーチでは、8割の人がインターネットによって情報収集をしていると回答しています。

 

上位表示を達成できれば、多くのユーザーとつながる機会が増え、ご紹介したい情報や商品を購入してもらう機会が増えることになります。

 

通常、グーグルやヤフーのウェブサイトで検索すると検索結果の1ページ目に場合、上位10サイトが表示されます。

 

この1ページ目でも、より上位に表示されているサイトがクリックされる確率が一番高く、下にいくほどクリック率が低くなります。

 

海外のインターネットリサーチ会社の調査によると検索順位とクリック率の関係は以下のようになっています。

 

検索順位 クリック率
1位 約20%
2位 約15%
3位 約11%
4位 約9%
5位 約7%
6位 約6%
7位 約5%
8位 約4%
9位 約3%強
10位 約3%弱

 

上位にあるサイトの方がユーザーの目に止まりやすいということがあるでしょう。

 

また、ユーザーは上位にあるサイトの方が信頼性が高く質の良いウエブサイトだと判断するそうです。

 

1位のウエブサイトのクリック率が約20%、10位では約3%弱ですから、100回の検索で1位が約20回クリックされるのに対し10位では約3回しかクリックされてないことになります。

 

たとえ、1ページ目に表示されても1位と10位では、クリック率で大きな差があることがわかります。

 

ウエブサイト管理者は、検索結果で少しでも上位表示するために試行錯誤しています。

 

しかし、正しい方法ではなく、意図的な不正行為を行うとグーグルの検索エンジンに検知されフラグを立てられ、圏外に飛ばされるだけではなく、最悪の場合は、アドセンスのアカウントを閉鎖されることさえあります。

 

一度、アカウントを閉鎖されると復活はほぼ不可能といわれています。

 

グーグルの検索アルゴリズムはトップシークレットでグーグルは公表することはありません。

 

しかし、専門家が裏技ではない、正しいSEO対策の本質に沿った方法で試行錯誤を繰り返した中で、一定以上の効果が得られるであろうSEO対策がわかってきました。

 

結局突き詰めれば「ユーザーの役に立つ有益なサイト」ということになるのです。

 

グーグルが発信している「品質ガイドライン」には「どうすれば自分のサイトが他のサイトと比べて、独自性があって、ユーザーにとって価値があり、魅力のあるウエブサイトになるか考えて下さい」と記載されています。

 

ウエブサイトの制作にあたっては、基本的なHTML言語を覚えておきましょう。

 

例えば、ターゲットにしているキーワードを記事内に適切に取り入れる。また狙ったキーワードをh1、h2、h3、h4などの見出しタグに含める。

 

また、強調したいキーワードを含む文字列は、<strong>文字列</strong>で囲むことで、検索エンジンに重要であることを伝える。ただし、<b>文字列</b>は太文字表示のみ効果でSEO効果ない。

 

などSEO対策に関連する基本的なコードを覚えておきましょう。

 

SNSを活用して拡散

 

グーグル検索では、上位表示ができなければ、ユーザーに閲覧してもらえず集客できませんが、SNSを活用すれば直接アプローチできるので、アクセスアップにつながります。

 

Facebookやline、TwitterなどのSNSでサイトを拡散したり、最近ではインスタグラムも集客効果があります。

 

これらのSNSは、若者の利用者が多いので、今後のアクセスアップの手法がSNSが中心になると考えられています。

 

リンク対策

 

ウエブサイトにコンテンツを増やしていけば、それだけでもSEO効果があります。

 

関連するキーワードが含まれているページが増えれば、それだけでも検索エンジンの評価も上がるのです。

 

さらに検索エンジンは、定期的に更新されているウエブサイトを評価しています。

 

自分のウエブサイトにリンクが貼られることを「被リンク」といいますが、被リンクが多いサイトはSEO的に有利といわれています。

 

グーグルの検索エンジンは、被リンクの多いウエブサイトは、人気が高いと判断しているのです。

 

以前は、被リンクの評価ではなく、ウエブサイトの閲覧回数を評価基準にしていました。

 

しかし、ウエブサイトの閲覧回数は意図的に増やすことができるので、他の評価基準として外部からのリンク数の多いサイトはユーザーに人気がある良質なサイトであるとして評価基準になりました。

 

最近、上位表示にはコンテンツが良質で信頼性が高ければ、被リンクはほとんど関係がないという方もおられるようですが、まだ、被リンクの効果があるというのが一般的な意見です。

 

以上のように、被リンクの効果はまだあるようですが、今後は薄れていく傾向にあります。

 

 

良質な被リンクを増やす

 

他の良質なウエブサイトから自サイトに対してリンクが貼られると、検索エンジンは「良質なサイトからリンクを貼られたサイト」は良いサイトだと判断し、SEO的に有利になるといわれています。

 

しかし、低質や悪質なウエブサイトにリンクを貼られると逆効果になるようです。

 

以前は、関連性のないウエブサイトからの被リンクも評価されて上位表示することが可能でしたが、最近では逆効果になっています。

 

また、お金を支払って被リンクを受けるサービスがありますが、これは不正と判断され、検索エンジンからペナルティを受ける可能性がありますので、絶対にやめましょう。

 

2014年にグーグルは、「コンテンツを書いてた人を重視し、被リンクの数はあまり重視しない方向になるだろう。」と発表しています。

 

2018年現在でも良質な被リンクのSEO効果は認められているようですが、今後は被リンク効果は薄れてくのではないかといわれています。

 

今後、グーグルの検索エンジンがさらに進化して、ウエブサイトだけで正確に評価できるようになれば、外部リンクの有無は評価に値しなくなるのでしょう。

 

良質なコンテンツ作りを徹底していれば、FacebookやTwitterなどのSNSで友達に紹介されて拡散され自然に良質な被リンクが増えるものです。

 

 

内部リンクの充実

 

また、自サイト間のリンクを「内部リンク」といいますが、関連するコンテンツ間のリンクはSEO効果があるといわれています。

 

内部リンクであっても、関連しないウエブサイト間のリンクは、逆効果となるので貼らないようにしましょう。

 

記事内の途中でより詳しい自サイトへ誘導するため「詳しくは、下記のサイトでご紹介」などアンカーテキストを設置することでユーザーの利便性も向上し、検索エンジンに評価されますので、是非活用しましょう。

 

 

見る環境で見え方が異なる

 

プラットフォーム

 

上のグラフは、2018年6月の私のウエブサイトの使用デバイスのグラフです。

 

スマホが約70%、PCが約25%、残りの約5%がタブレットです。

 

以前は、PCを意識したウェブサイトを設計すれば事足りていました。

 

しかし、最近では、iSOやアンドロイドなどのスマホがPCを大きく上回り、タブレットを使う人も増えています。

 

2015年にグーグルの検索数において、モバイルがPCを超えたと報告されています。

 

また、グーグルより2016年にモバイルファーストインデックスを導入予定との発表があり、2018年3月に全てのサイトを対象に本格的に展開されたことが発表されています。

 

今後は、モバイルファーストの観点でウエブサイトを作成するべきです。

 

ウェブサイトの作成は、PCを使って行っている人が殆どで、作成したウェブサイトもPCで確認することが多いようです。

 

PCとスマホでは見え方が異なりますので、サイトをアップロードしたら、最低でもPCとスマホだけは確認する習慣を持ちましょう。

 

PCと比較しスマホでは、画面の移行速度も遅いので、そのあたりも注意する必要があります。

 

私は、以前PCで作成した表を何気なくスマホで見たところ、表が画面をはみ出し、みっともない見え方になっていたのを慌てて修正したことがありました。

 

デバイスが変わると画面をはみ出すケースもありますので、それぞれのデバイスに対応したサイトを構築しましょう。

 

また、アドセンス広告の見え方もPCとスマホでは大きく異なりますので必ず確認をするようにしましょう。

 

すべてのデバイスで、確認すること推奨いたしますが、少なくても、PCのほかにスマホの見え方は確認しましょう。

 

スマホでの見え方のチェックは「モバイルフレンドリー」

 

モバイルフレンドリーを使用して、スマホでの見え方をチェックしましょう。

 

テストしたい、URLを窓に入力して実行、数秒で結果が表示されます。

 

モバイルフレンドリーでテスト

 

モバイルフレンドリー

 

                 下矢印

 

モバイルフレンドリーテスト結果

 

 

ページの表示速度のチェックは「ページスピードインサイト」

 

「PageSpeed Insights」

 

ページスピードインサイト
                  下矢印

 

ページスピードインサイト結果

 

 

ページスピードインサイトで自サイトをテストした結果、最適化は95%でGOODの評価でしたが、更なる最適化について下記の提案がありました。

 

1.スクロールせずに見えるコンテンツのレンダリングをブロックしている JavaScript/CSS を排除する。

 

2.ブラウザのキャッシュを活用する。

 

提案されたことを修正すれば、モバイルフレンドリーへの最適化が100%に改善できます。

 

「.htaccess」内に次の記述をすることで、画像やCSS、JSなどに30日間のキャッシュを設定することができ、表示速度の改善につながります。

 

キャッシュコントロール

 

 

管理人の情報を出して信頼を得る

 

インターネットでは、無数の情報が氾濫していますが、ユーザーは正確な情報を探しています。

 

情報を提供している発信者のプロフィールが全くないと不安を感じてしまいます。

 

顔写真を出すことに抵抗がある方は写真の代わりに自分でアイコンを作って公開する方法でも良いと思います。

 

文字情報も可能な限りの範囲で公開したほうがウエブサイトの信頼性がより高まります。

 

 

有料サーバを借りましょう

 

以前、無料のFC2サーバーを使用していて、一時的にアカウントを凍結されたことがあります。

 

スパムなどの不正行為は一切していなかったのですが、突然アクセスできなくなりました。

 

無料のホームページやブログサービスは、運営会社がサービスを終了すれば利用できなくなります。

 

また、グーグルのアドセンスアカウントは、FC2やアメーバブログなどの無料ブログサービスでは申請が通りません。

 

重要なサイトやブログは、是非とも有料サーバーを借りて管理しましょう。

 



 

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