
SEOとは、自身のサイトを検索結果において、より上位に表示させるための対策のことです。
SEOは、(Search Engine Optimization)の略字であり、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されています。
グーグルの検索件数は、年間数兆回にも及び、グーグルの他にもエキサイトやインフォシークなど検索エンジンがあるものの、検索エンジンといえばグーグル、検索エンジンに自体に何か問題があると、グーグルの問題だとされるようになってきました。
インターネット分野では、グーグルの一人勝ちと言えますが、それだけに検索に対する社会的な責任も大きくなっているのです。
何かを調べたりする時に、ヤフーやグーグルの検索窓から関連のキーワードを入力すれば、1つのページ目に上から下へ10個のwebサイトのタイトルとディスクリプションが表示されます。
当然、検索結果のページの上位に表示されるwebサイトがユーザーからクリックされ閲覧される確率が高くなります。
海外のインターネットリサーチ会社の調査によると検索順位とクリック率の関係は以下のようになっています。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 約20% |
2位 | 約15% |
3位 | 約11% |
4位 | 約9% |
5位 | 約7% |
6位 | 約6% |
7位 | 約5% |
8位 | 約4% |
9位 | 約3%強 |
10位 | 約3%弱 |
上位にあるサイトの方がユーザーの目に止まりやすいということがあるでしょう。
インターネットを使って物品を販売している企業や個人アフィリエイターは、自身のwebサイトを、より上位に表示させるため「SEOに効果があるとされる手法」を駆使、試行錯誤しています。
「SEOに効果があるとされる手法」と表現したのは、グーグルはSEOに効果がある方法を具体的に公表していません。
グーグルが提供している「ウェブマスター向けガイドライン」には、webサイトの管理者の心得が公開されています。
グーグルは、SEO対策については、具体的に公表していませんが、200以上の検索アルゴリズムを使用しています。
インターネット会社や専門家が、上位表示させるための方法を様々な角度から試して、実際にSEO効果がありそうなものを探しています。
今や企業などから依頼を受けてWebサイトを上位表示させる仕事を業務として請け負っているインターネット関連企業がたくさん存在しています。
特に従業員を採用して物品を販売している企業などにとって、自社のWebサイトを上位に表示できなければ、経営が成り立たず死活問題になりますから必死になります。
少しでも上位表示させたい、少しでも多く稼ぎたい、激しい競争のインターネットの世界だから、不正が生まれる可能性があるのです。
不正とは、単純に言えばグーグルが認めていない「悪質なSEO対策」のことです。
グーグルの検索エンジンの精度や能力が低かった頃は、検索エンジンも悪質なSEO対策を見抜けず、裏技などで上位表示させる悪質なwebサイトが横行していました。
しかし、グーグルの検索アルゴリズムにはAIが活用され、最近のAI技術進歩によって、検索エンジンの精度が飛躍的に向上しているので、悪質、不正なSEO対策では圏外に飛ばされ、上位表示することは困難になっています。
日々、グーグルの検索アップデートが実行されていますが、「ユーザーに対して有益で正確な情報のサイトをより上位に表示」させるためのものです。
そして、悪質な対策をしたwebサイトや中身の乏しいwebサイトは、圏外に飛ばし除外しているので、ほぼ検索されることがなくなりました。
そこで、グーグルが、認めていない、「悪質なSEO対策」とはどのようなものなのかを列挙してみます。
101以上の圏外に飛ばされるとは、限りませんが、試行錯誤した結果、グーグルがSEO対策として、推奨していないと考えられる手法です。
SEOでマイナスとなる行為10選
キーワードの乱用
目標とする対策のキーワードを意図的に繰り返し使う行為は、マイナスとなります。
不必要なタグの乱用
記事中に設置する<h1>から<h6>などのタグの乱用は、マイナスとなります。特に<h1>タグは、大見出しに使用されるタグなので、記事中に一回だけ使用しましょう。
過度な相互リンク
過度なリンクの交換や、相互リンクのみを目的としたリンクページを設置するなどの行為はマイナスです。
以前は、リンクページを設置したwebサイトがありましたが、最近は見かけなくなりました。
ガイドライン違反のwebサイトからのリンク
グーグルの「ウェブマスター向けガイドライン」に違反しているwebサイトや既にペナルティを受けているwebサイトからのリンクはマイナスとなります。
不自然なリンク
質の低いwebサイトからの多数のリンクやwebサイトには無関係の分野からの多数のリンクはマイナスとなります。
スパムサイトからのリンク
リンクを送るために故意に作られたスパムサイトやブログからのリンクは、マイナスとなります。
ゲスト投稿からのリンク
ゲスト投稿とは、自サイト以外の、検索数の多い人気のサイトやブログに記事を寄稿することですが、このゲスト投稿の記事中に自身が持つwebサイトのリンクを埋め込み、リンク経由で誘導する行為で、マイナスとなります。
サイドバーからのリンク
サイドバーを利用したウィジェットを使用したリンクビルディングは「ウェブマスター向けガイドライン」に照らして明確な違反になっています。
まとめ
特にリンクは、故意ではなく、知らず知らずのうちに過度になっているケースもあります。以前は、SEO効果が認められた手法でも、検索アルゴリズムの更新で効果が全くなくなったり、マイナスになる場合もあります。
日々、グーグルが提供している「ウェブマスター向けガイドライン」に目を通して、新しい情報をキャッチできるようにアンテナを張り巡らせておきましょう。
有料サーバを借りましょう
以前、無料のFC2サーバーを使用していて、一時的にアカウントを凍結されたことがあります。
スパムなどの不正行為は一切していなかったのですが、突然アクセスできなくなりました。
無料のホームページやブログサービスは、運営会社がサービスを終了すれば利用できなくなります。
また、グーグルのアドセンスアカウントは、FC2やアメーバブログなどの無料ブログサービスでは申請が通りません。
重要なサイトやブログは、是非とも有料サーバーを借りて管理しましょう。

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