役に立つ水の情報〜雨水から飲料水まで

 

水と健康は切っても切り離せない重要なテーマ

 

水と健康は切っても切り離せない重要なテーマ 

 

人の体内の60から70%が水であり、体内での水の役割は、体内の物質を良く溶かして栄養や酸素を細胞に運搬することや毒素や老廃物を体外に排出する役割を担っています。
 
水は温まりにくく、冷めにくい特性があるので、体温の急激な変化を抑えて、一定に保つ働きもあります。
 
また、水は体温が上昇すると汗となって熱を放出し体温を下げる働きがあることも大変都合が良いものです。
 
さらに十分な水が補給できないと細胞が脱水症状を引き起こして免疫システムの働きが低下してさまざまな疾患にかかりやすくなります。
 
このように水は人が体を健康に保つために必要不可欠な物質であります。
 
かの「星の王子さま」の著者サン・テグジュペリは「水よ、あなたには味も色も香りもない。だから定義することが出来ない、我々あなたをただ味わうだけだ。あなたは命に必要なのではない、あなたが命そのものだ。」
 
人の先祖である魚類は海水に含まれているミネラルを体内に取り込んで生きていました。
 
体内でカルシウムやマグネシウムなどのミネラルは大切な役割を果たしていて体になくてはならない物質です。
 
水には軟水と硬水があります。
 
日本では殆どが軟水でカルシウムやマグネシウムのイオンが比較的少ない水です。
 
ヨーロッパは硬水が多くマグネシウムやカルシウムイオンが多く含まれている水です。
 
硬度が高すぎる水を飲み続けると、肝臓障害をおこす可能性があります。

 

日本では考えられないのですが、硬度が高いヨーロッパでは硬度を低下させる軟水処理を施して飲料水として利用することが重要になります。
 
高度を低下させる手法は、イオン交換樹脂や合成ゼオライトなどのイオン交換体にナトリウムイオンなどを吸着させておき、そこに高硬度の水を通すことで無害のイオンに置き換えるイオン交換法があります。
 
水は人の健康と切り離せない大変重要な物質です。日本では「水と空気はタダ」、「湯水のごとく」などといわれてきましたが、最近は水はタダではなくなりました。特に飲み水には大部分の方が水道水ではなく、市販のペットボトルを購入して飲んでいます。
 
水はこれからも更に注目されるべきテーマだと思われます。

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