地球の環境と水

 

日本とは異なる世界の水事情

 

島国日本の水事情と争い 
 
島国の日本は昔から水不足の心配はほとんどありませんでした。

 

しかし、稲作が盛んだった時代、水田地域では所有する田んぼに水を導きたいため、水の争いがあったようです。
 
我田引水や水掛け論などの言葉は争いがあった事を裏付けています。
 
世界では、河が国境をまたいで複数の国家を流れているため、国家の利権対立となりやすく、実際に争いが絶えず、また激しくなります。
 
この地理的条件が島国日本と根本的に異なるところです。
 
近代の日本では、何年かに一度、雨が降らず渇水となって、ダムの取水制限がされることがありますが、水の争い事は殆ど耳にしません。
 
水道にしても、世界中で日本ほど水質管理が行き届き、何処でも清潔な飲料水を手にできる国も見当ありません。
 
世界に目を向ければ、水をめぐる紛争は至るところで起きています。

 

紛争が起きている地域に住む住民は、世界人口の約4割、約270ある国際河川の流域面積は、地球の陸地総面積の約半数といわれています。
 
これは世界の約半分の地域で紛争が起きてる事になります。

 

水をめぐっての主な争いの原因は

 
 
 
1.水の権利や水の配分、分配の争い
 
2.領土と水の所有権が混在した争い
 
3.水の汚染、環境問題
 
4.国際政治の問題 

 

世界中で環境汚染が進むなか、21世紀は水戦争の時代と言われています。
 
人間が生きていくためには、水は必要不可欠な物質です。
 
過去に石油をめぐる争いが度々あったように、水をめぐる争いがあっても不思議ではありません。
 
英語のrival(ライバル)の語源はriver(リバー)ともいわれているほどです。
 
ソ連の元大統領のゴルバチョフは「水には人を動かす力がある。水には宗教と同じように人を動かす力がある。人は水を求めて移動し旅をした。水を巡って争い、あらゆる人が水を必要としている。」と述べています。
 
かのローマが滅びたきっかけもゴート族が巨大な水道橋システムを破壊したことで新新鮮な飲料水を確保できなくなったことが原因のひとつといわれています。
 
テロや戦争はうんざりです。水の利権争いをすれば必ず死者が出るでしょう。地球の環境改善を世界各国が一致団結して行ってほしいものです。

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