育毛する栄養素を知る
手鏡を使って頭頂部を洗面所の鏡で見て愕然とした人は多いのではないでしょうか。
額の生え際が後退する抜け毛は、早く気づくのですか、頭頂部を見る機会は少ないので、久しぶりに見てびっくりする方もいます。
抜け毛の原因は、生活習慣、食習慣、ストレス、病気、そして遺伝など様々です。
生活習慣は、生活のリズムをつくることが大切で、不規則な生活は抜け毛の原因になります。
ここでは、食習慣についてご紹介します。
頭皮には、血液を通して栄養が運ばれますので、育毛に効果のある食べ物を摂ることが大切です。
また、育毛に効果のある食べ物は、健康の維持増進にも効果が期待できますので、意識的に食べるように心掛けましょう。
◎ビタミンE
栄養価は、果物のトップで、森のバターともいわれるアボカドには、葉酸やビタミン群が豊富に含まれています。
葉酸は、赤血球をつくり、ビタミンEは血液をサラサラにする効果があるので、血液の流れを改善して、頭皮に栄養を届ける役割があります。
また、パンプキンシードともいわれますか、かぼちゃの種にはアボガドと同様にビタミンEが豊富に含まれているので、血液をサラサラにして血流を促します。
また、強い抗酸化作用が有り、髪の毛をつくるのに必要な毛母細胞を攻撃する活性酸素を抑えます。
かぼちゃの種の特筆すべき点は、男性の薄毛で多いのが、男性ホルモンを悪玉男性ホルモン（DHT）変換する体内酵素の働きを抑える働きがあります。この悪玉男性ホルモンは男性型脱毛症の原因物質となります。
◎ビタミンC
枝豆には、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。髪の毛は、ケラチンと呼ばれるたんぱく質とビタミンCから作られていて、効率的にケラチンをつくるには、十分なたんぱく質が必要です。
◎ビタミンB12
ビタミンB12は、細胞分裂を活発にするために必要な栄養素です。
髪は毛母細胞の細胞分裂により成長します。
ビタミンB12はハマグリ・アサリ、イワシ、牛乳、ヨーグルトなど動物性食品に含まれています。
◎鉄分
鉄分には毛包に酸素を送る働きがあり、不足すると髪の毛が細くなる。レンズ豆やカシューナッツも鉄分が豊富です。
育毛を促し頭皮の健康を維持するためには、ビオチンが必要です。
ビオチンは、アーモンドなどのナッツ類に多く含まれています。
◎色彩の濃い野菜
色彩の濃い野菜には、ビタミンCが豊富に含まれている。
パセリやブロッコリー、ピーマン、レモンやいちごなどの果物は効果があります。特に野菜類では赤ピーマンや黄ピーマンなどの色彩の濃いものを選んで食べましょう。
髪の毛のケアは、日々の心遣いが大切です。髪の毛が細く薄くなると、年齢も老けて見えます。髪の毛に必要な栄養素を摂取して体の内から健康になれば、髪の毛も若々しく太く元気になれます。