ハイレゾ音源の基礎知識・視聴サイトの紹介
「ハイレゾ」って、聞いたことがありますか?
一字違いの「ハイレグ」は、ハイレグカットの略で女性の水着や下着でVラインが鋭角になって足が長く見える女性の水着や下着のことです。
ご紹介する「ハイレゾ」は、コンサート等のより生の音に近づけ、これまでの音楽用CDを超える音質の音楽データの事を指しています。
ハイレゾオーディオやハイレゾ音源と呼ばれることもあります。
これまでは、音響システムに相当なお金をかければ、元の音源に近い良い音を聞くことができました。
もちろん、デジタルのCDやMP3には低音から高音までの情報が入っていますが、再生の時に途中で途切れるなどの欠点がありました。
「ハイレゾ」では、音の情報量を増やすことで、低音から高音までをコンスタントに再生できるように精度を向上させました。
デジタルだけでは、表現出来なかった部分をアナログの考え方も取り入れて両方を調和させたところがハイレゾ音源の特徴であり魅力といえます。
高価な音響システムのように余りお金をかけずに、コンサートやライブに近い良質な音を聴けるのでコストパフォーマンスの高い音響システムと言えます。
ハイレゾ音源には二種類の方式
1.リニアPCM方式
「Pulse Code Modulation 」パルス符号変調。
音楽CD(CD-DA)の方式。音楽をアナログ信号からデジタルデータに変換する時に信号を一定時間ごとに数値化しますが、得られたデータを加工せず一定間隔で行う方式。
この方式は、人の可聴帯域と言われている20Hzから2万Hzの範囲を超えないように忠実に再生させるものです。
2.DSD
「Direct Stream Digital」の英語略で、「ハイレゾ」がこの方式です。
音声をデジタル化する方式の1つで、音の細かいニュアンスの忠実な再現を目指すために、アナログ・レコードのような滑らかさと、デジタルならではの透明度を合わせ持っています。
リニアPCM方式では、人の可聴範囲と云われる20Hzから2万Hzが守備範囲ですが、近年の研究により人は2万Hzを超える超高周波領域も感じ取っていることが分かっています。
音は5万Hz以上の超高周波領域があると良い印象になることが分かっていて、レコードには意図的に入れられていました。
ハイレゾ音源の再生範囲は144dB、96dBの CDよりも小さな音からより大きな音まで再生できるようになり、これまではカットされていた微小な音も再生が可能になりました。