このエントリーをはてなブックマークに追加 

水虫治療の注意点

 

水虫治療の注意点

昔から水虫は治りにくい代表的な皮膚の病気として知られています。

 

水虫の治療法は色々あるもののこれと言った決定的な治療法の無い病気でもあります。

 

このサイトでは色々な症状の水虫、その症状に応じた治療法を紹介させて頂きます。

 

1.「足の指と指の間に出来たしつこい水虫」は、一番多い一般的な水虫であり、かゆみから始まり皮が破れて湿った状態でジクジクとしてきます。

 

この症状の治療は湿った部分を綿棒や脱脂綿でふき取り薬をぬりますが、傷がある場合は薬が沁みて痛みが出ますが、しばらく我慢して何回か塗っていくうちに段々薄い皮が生成され、痒みも徐々に痛みやかゆみも緩和されてきます。

 

 

2.「土踏まずの水虫」は、水泡状のブツブツした形状で指の間の水虫と同様にかゆみが発症し掻いているうちに皮が破れてジクジクしてきます。

 

治療は指の間の水虫と同様に薬を塗ることですが大体2週間程度で治るケースが多いようです。

 

 

3.「踵などの皮膚の分厚い部分の水虫」は、かなり重症の水虫です。

治癒には長期間かかることを覚悟して、根気良く治療を継続する方法しかありません。

 

最初からこの水虫にかかることはありません。

 

軽度の水虫を放置しておくとこの部分に感染してくるようです。

 

軽度の水虫に罹ってからおよそ数年を放置すると発症するようです。

 

この重度の場合、不思議なことに片足のユビの間や土踏まずの水虫は消えて足裏の皮が厚い場所に限って発症するようです。

 

治療はカユミがある場合は、薬を塗り始めて3〜4回位でカユミはほとんどなくなりますが、治ったと油断して、薬を塗らずに放置するとすぐに元に戻ります。

 

この水虫が完治するまでには一ヶ月以上はかかるようです。

 

 

4.「体の部分の水虫」は、タムシ、またはゼニタムシと呼ばれて、罹り始めは小さなピンク色の円形で徐々に広がっていきます。

 

お風呂に入った時に石鹸タオルで患部を擦ると気持ちが良いため、擦る広がる場合が多いので入浴時は石鹸タオルで洗う事はやめましょう。

 

この水虫は皮膚が薄い場所に発症しますが早く治ります。治療を終えるのは他の水虫と同じ要領です。

 

 

5.「インキンタムシ」は、陰部に発症するタムシです。治療法は特に皮膚の薄い部分に発症するため比較的治りやすいが、薬を塗ると一時的に痛いのですが、すぐに強い痛みはなくなり非常に早く治癒します。

 

「インキンタムシ」は再感染しやすいため日ごろから清潔にすることが一番です。

 

 

6.「爪水虫」は、治りにくく一番やっかいな水虫です。

 

完治には相当な期間を要します。治療を始めてからも薬の効果が分かり辛い水虫です。

 

そして爪水虫だけでは痒みはないが、爪以外の周りの場所も同時に水虫がある場合はかゆみを伴います。

 

治療を続ける事により、爪以外の水虫が治りかゆみが消えますがかゆみが無くなったことで完治したと勘違いして、爪水虫の完治が難しくなります。

 

爪水虫の治療も薬を塗る方法と飲み薬があり併用もできます。

 

飲み薬の効果は効き目が早く治癒の目安として爪の生え際にきれいな爪が生成されてきます。

 

根気強く一日2〜3回、完治するまで中断することなく継続して塗り続けることです。

 

飲み薬の服用にあたっては皮膚科の医師の指導のもとで服用することが必須です。

 

飲み薬の完治期間は約3カ月位でしょう。

 

水虫の治療は根気よく塗り続けること、併用で飲み薬を活用するなど、長い戦いともいえます。

 

 

足を清潔に

 

足を清潔に

水虫は簡単に治らないという先入観があります。

 

昔から水虫の特効薬を発明したらノーベル賞をもらえるなんて言われていました。

 

今はどうでしょう?

 

特効薬は発明されたのでしょうか?昔は無かった便利なネットで検索すれば特効薬が見つかるのでしょうか?

 

水虫の症状や状態により、治療の方法や治癒する期間もかなり違ってくるようです。

 

市販薬の薬でも効果のある薬があるようですが、当然の事ながら薬が水虫に届くかどうかがポイントとなります。

 

市販の薬では治せない方は、病院の皮膚科で一度しっかりと医者に診てもらった方が良いですよ。

 

長期間放置していると、広範囲に広がってしまったり、症状そのものが悪化し化膿する場合もあります。

 

患部に紫外線をあてる治療器も市販されていますが、まずは靴や靴下を清潔にすることから始めましょう。

 

知らず知らずのうちに、うっかりと水虫の人の靴やスリッパを履いたりすると移る事があります。

 

水虫は白癬菌と言われる菌がはびこることが原因ですが、まず清潔にすることですが、この白癬菌はしつこいので石鹸で洗った程度では死滅しません。

 

私もかなり長い期間にわたり水虫に苦しみ治った経験があります。

 

私の場合は、土踏まずに水泡が出来て、足の指と指の間に白癬菌がはびこり皮がむけました。

 

会社帰りに近くの開業医の皮膚科へ行き水虫も診てもらいました。

 

抗真菌薬という塗り薬を貰いました。

 

外用は、水虫の患部だけでなく菌が足全体に広がらないように足首から下の全体に満遍なく薬を塗るように指導されました。

 

着替え用の靴下を持ち歩き根気よく暫く続けていると治ってきました。

 

昔と変わらず水虫はなかなか治らない皮膚の疾患ですが、医者の言うとおりに足首あたりまで患部から離れた広範囲に塗る事で効果が出たのでしょう。

 

靴下も洗濯した後に日光に干すと殺菌作用があるのでお薦め致します。

 

また、厄介な症状として爪と皮膚の間に浸透した爪の水虫は塗り薬が届きにくいので、そう簡単には治癒いたしません。

 

この場合は、外用の他に内服の飲み薬の両方で治すことが必要となります。

 

飲み薬のグリセオフルビンは、爪、皮膚、毛髪などのケラチン含有細胞に蓄積され、細胞に真菌が侵入するのを防ぎ、水虫が治っていきます。

 

水虫の症状に応じて塗り薬か飲み薬か、また両方なのかは医師の指導を受けて使い分けると良いようです。

 

 

水虫の民間療法など

 

水虫の民間療法

昔は、水虫はお父さんの専売特許でしたが、女性の社会進出が盛んなるにつれて女性も水虫で悩んでいる方も案外多いのです。

 

増加している病気の一つになっています。

 

湿気が多い梅雨の時期や夏場にかけて水虫が活発となり痒みが出て困っている方が多いのですが、最近では若い女性で以外にも冬場に水虫で悩む人が多くなっています。

 

特に女性の場合水虫であることを知られたくなくて一人で悩むケースが多いようです。

 

水虫を完全に治すには専門医である皮膚科の診察を受けることが望ましいでしょう。

 

正しい知識と治療法を身につけ、根気よく続けることが肝心です。生命に関わることではないので、放置していると更に悪化して、治療にも時間がかかるようになります。

 

分で判断しないで皮膚科での検診により治療法を決めることが一番良いでしょう。

 

治療法にパルス療法(間欠療法)と言う方法があり、具体的には飲み薬を毎日継続的に1週間薬を飲んだ後、3週間は薬を飲まずに過ごす。

 

この方法を3回繰り返す事でこの治療法は特に爪の水虫に効果があると言われている。

 

パルス療法は、飲み薬の効果が持続し効果が高く、爪の水虫で処方されることが多い治療法です。

 

また薬の間隔をとることで、特に肝臓の負担を軽減するメリットもあります。

 

継続期間は最低でも3か月、通常の場合爪水虫は6カ月以上の治療を続ける事が大切です。

 

完治したと思って安心して水虫菌(白癬菌)はまだ寄生している事が多いようなので、徹底的に治療を継続されることがポイントとなります。

 

また、何らかの理由で皮膚科に行けない場合もあると思われますが、まず、湿気が大敵なので足を乾燥させ、清潔に保つことです。

 

そしていつも履いている靴を乾燥させ、毎日同じ靴を履かないように気を配る事も必要です。

 

そしていつも足を清潔にして靴下も洗剤で洗い、家族の洗濯物とは別に洗いましょう。

 

そして出来れば天日干しをして確り乾いた靴下を履くようにしましょう。

 

民間療法としては、アロエ、竹酢液で浸す、海水につかり熱い砂浜を歩く、お酢、木酢液、お茶カテキン治療、しょうが、ニンニクなど数々の治療法があります。

 

しかし病院で診断を受けて症状によって処方して頂く薬が一番良いと思われます。

 

民間療法も個人差がありますので、これが良いと言える治療法はありません。

 このエントリーをはてなブックマークに追加