腸内フローラ辞典

「IgE抗体」

 

IgE抗体は、免疫グロブリンE(Immunoglobulin E)と呼ばれ、ほ乳類にのみ存在する糖タンパク質で免疫グロブリンの一つです。

 

IgE抗体の「E」は、「Erythema」の頭文字でIgE抗体がアレルギー症状の紅い斑点を引き起こすことに由来しています。
 
IgE抗体は、健常人には極めて微量しか検出されない。
 
1966年に日本人により、ブタクサに対してアレルギーをもつ患者の血清からIgEが精製されました。
 
IgE抗体は、健常人には極めて微量しか検出されません。

 

アレルギーのもとになる物質アレルゲンとIgE抗体が結合することで、ヒスタミンなどの炎症を引き起こす化学伝達物質が肥満細胞から放出されることで、くしゃみやかゆみなどのアレルギー症状が起こります。
 
花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支ぜん息などの発病に深くかかわっており、アレルギーやアトピー症状のある人の血中のIgE抗体が高値を示します。
 
IgE抗体が関係したアレルギー反応はアレルゲンと接触して20分程度と早く症状が起こるため即時型反応と呼ばています。

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